ワイルドアームズ ザ フォースデトネイターは熱すぎた

ワイルドアームズシリーズの4作目である『ザ フォースデトネイター』(WA4)は、熱狂的ファンを持つRPGシリーズでありながらもSCE上層部から「開発期間を短縮せよ」と命じられてシナリオを半分ぐらいにカット、

ついでに予定されていた同じ世界観のアニメも立ち消えになってしまったという不遇の作品と言わざるを得ません。

シリーズものの大作RPGとしては物足りないボリュームというのが批判されるというか欠点としてどうしても目についてしまいます。

が、そこは流石展開のアツさに定評のあるWAシリーズです。

特にカットされてしまった終盤の展開についてただ単に切るだけでなく元々のシナリオに込められていた熱量を凝縮するという荒業に出て見事成功、結果物語を畳む段になっての怒涛の展開は男の子であれば血の温度が間違いなく2~3度は上昇するような代物となりました。

またWA4はボリュームが当初の予定より相当少ないとは言いながらも単体でも相当なボリュームを誇るミニゲームやシリーズおなじみの物凄く頭を使うダンジョンにボス戦、そして究極の隠しボスと歯ごたえは十分です。

むしろ予定通りのシナリオ量だったら一般的に過剰な部類に入るんでは?

とも思いますが、WAシリーズではむしろそれが平常運転なんですよね。

そんなわけで、もう手元にはないものの色々と思い出深いタイトルではあります。

西部劇風SFファンタジーという世界観を共通していないなどWAシリーズからすれば色々な意味で異物ですが、それでもシリーズに通底するあのアツさは間違いありません。